P.A.WORKS は、いじめが好きなの?
『Another』
主人公の境遇をおもんぱかった家庭の配慮で、
陰湿な辺境の地に引っ越してきたイケメン(榊原 恒一)は、
偶然に偶然が重なり、なぜか死人ばかりが出るクラスに転入することになってしまう。
さらに、決まり事とやらで、転校早々に主人公はクラスメイトから無視され、爪弾きにされてしまう。
同じく良くわからない因習で、
除け者にされている黒髪隻眼美少女(見崎 鳴)と授業をサボりまくり、青春を謳歌しイチャラブしまくることになる――。
何だかんだでクラスメイトと合宿をすることになり……本格的ないじめが勃発するが……。
「叙述トリックは小説ならではの手法なので映像媒体の表現力ごときでは生かせない。やっぱ小説ガー」という豚もいるようだが、そんなつまらない見栄は張らないでよろしい。豚の感受性ごときで評論できないから無理しなくていいよ。
キモオタの中では赤沢さんが人気らしいが、
どう考えてもメイちゃんだわー。
ペロペロしたい。
兎にも角にも、田舎は閉鎖的で陰湿なクズしかいないため住まない方が良いといったことを教えてくれる稀有なアニメである。
実写版で鳴ちゃん役が橋本愛さんに決まったと聞いて適役だなぁと思いました。
きちんとしたホラー・推理小説なのに豚用にリメイクされて作者が、かわいそうだと思いました。
『花咲くいろは』
母親に夜逃げされた美少女(松前 緒花)はリアル家なき子になってしまい、
祖母を頼りに祖母が営む旅館にやってくる。
しかし、喜びも束の間、高圧的な女に「死ね」といわれ、
頼みの綱の祖母には、「これから従業員だ。高校行きながら働け」と言われる。
俺は、主人公の境遇に同情し、開始一話目から涙を流してしまった。
清楚ぶっているが辛辣で腹黒なクズ女とこれまた初対面で人様に「死ね」と言うクズな女と金銭や衣食住のため女中として働かなければならない主人公であった。
閉鎖的で陰湿な田舎を舞台に、主人公の持ち前の明るさと真っ直ぐな性格で、
逆境を乗り越えていくのが物語の本筋であった。
視聴者の反応があまりよろしくなかったため、
途中から「家族の絆」「きっすいそうの従業員は全員が家族という存在」というテーマの心温まるハートフルストーリーに切り替わった。
「御花ちゃんと御花ちゃんの母親とクソババアの3人が並んで歩いているシーンで家族の絆を感じた。なんか感無量だった」等と言っておくと、
豚に「おまえわかっているな。うむ」と好印象を得ることができる。
「まぁ、アニメの話だから」で済まされないリアルさが豚の中で評判となり、
このアニメを見て旅館に就職してしまった豚もいる。
※第25話の21分27秒前後のシーン。
ドヤ顔で歩いているクズは死ねばいい。
『グラスリップ』
絶賛かどうか知らないけど放送中!!
これまたイケメンの主人公は、これまた家庭の事情でクソ田舎にひっこしてくる。
未来予知ができる美少女を恋に落としゲットする。
バラ色の学校生活を謳歌しようとするが、
美少女のツレから「あいつ嫌い」と言われ、陰湿ないじめにあってしまう。
「昔から仲良くしていた面子に新参者がやってきて、なんかコイツうぜぇ」という至ってシンプルなストーリーである。
やっぱり、田舎は閉鎖的で陰湿な屑しかいないのである。
イケメンな主人公と未来予知少女のこれからの恋の行方が楽しみである。
※超絶イケメンのおきくらかける。アナザーの主人公の髪色を変更しただけである。
これらの要素を鑑みるに、ピーエーワークスは少年少女を絶望の淵に立たせ苛めるのが大好きなようだ。