aicezuki速報

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Vs キモオタ ―聖戦(ジハード)―

キモオタ「今期で一番、面白いアニメは何?」

俺「○○」

キモオタ「それってかなり下の方じゃないか? 今期だと△△が一番面白いと思うんだよね!! ブヒッ」

俺「……(チッ、自己主張はげしいな死ねクソ豚が。人の好きな作品を否定してんじゃねぞクズ)」

 

――とある曲

キモオタ「ああ、あの曲ね」

俺「○○と△△だと後者の曲の方が良くね(また、知らねえくせに知ったかぶるんじゃねえよカスが)」

キモヲタ「同じですよ」

俺「ちがうよ」

キモオタ「だって水樹奈々の曲って全部、同じじゃん!!」

俺「例えば、『Dear to me』『リプレイマシン』『オルゴールとピアノと』『chronicle of sky』。志倉千代丸の曲でも矢吹の曲でも違うよ。聴いてみる?」

キモヲタ「……」

俺「(センスねえな。感受性も。シャシャんじゃねーよクズ)」

 

キモオタ「ここの演出はこうでね。良かったわー!!」

俺「違うよ(また、間違ったことを尊大な態度で言ってるよ)」

キモオタ「え? 俺が正しいんだよ!! 間違っていないんだよ!!」

スマートフォンをポチポチと操作する俺。

俺「ほら、これ見てみて」

キモオタ「はぁ……ここにもこう書いてあるんじゃん!! もう一度読み返してみて……ハァ」

ため息をやたらとついて疲れていることを演出するキモオタ。

俺「は?(こいつ文章ですら正しく理解できねえのか)」

またしても、スマホをポチポチと操作する俺。

そしてYou Tobe(ユートーベ)の映像をキモオタに見せつける。

俺「な!!」

キモオタ「……」

俺「おまえみたいに実際に作品を見ていなくて、ウィキペディアやインターネットの情報のみで、えらそうに講釈たれるのクソうぜえから、ぶん殴っていい?」

 

キモオタ「ぜったいあいつ死ぬよな!! 死ぬって!!」

――放送終了後、そのキャラクターは死ななかった。

 

キモオタ「ここは、こういう展開になってこうなるんだと思うんだよね」

――はずれる。

俺「……(なんで不確定なことやわからないことをここまで偉そうに言えるんだ……)」

その後、運よく予想した展開になったら、ドヤ顔を決めまくるクソ豚であった。

成功したら大げさにアピールをし、失敗したら黙っていることの大切さを俺は学んだのであった。

 

キモオタ「この作品とあの作品どっちが好き?」

俺「俺は前者」

――夜、キモオタのツイッターでは……

キモオタ「やっぱり、この作品とあの作品とでは、あの作品の方がいいですよねー」

キモオタのフォロワー1「ですよねー!!」

キモオタのフォロワー2「常識ですね。ふぁぼ(fav)は友情の証!!」

キモオタ「あいつと話していると言い合いになる!! ブヒッ」

俺「……」

 

キモオタ「○○って作品ってどうなの?」

俺「こういうところが良くて面白いよ≪以下、500字程度省略≫」

――今宵、キモオタのtwitterを眺める俺。理由は簡単だ……。

キモオタ「○○って作品はこういうところが良くて、こういう演出が心に響いてくるんですよ!! (俺が今日いったことをそのまま述べるキモオタ)」

ふぁぼ(お気に入り)がたくさんつけられ、リツイートも沢山されている。

俺「……」

 

――翌日

俺「昨日、お前、ドヤ顔で俺が言ったことそのまま言っていたよな。なんでも人のモノをとって自分のモノにしてしまうのはなんで?」

キモオタ「ブヒッ」

俺「……これから、キモオタはすべてお前みたいに尊大で偉そうな奴だって思うから……結局、お前は人を見下したいだけなんだよな。サブカルチャーが好きなんじゃない……高説を垂れて悦に入っている自分自身が好きなんだ。死ねや豚!!」

キモオタ「ぶひぃ(片腹爆激痛。人の不幸は蜜の味!!)

 

――その後、俺は変わった。

 

キモオタ「俺の人生がこんなにもクソなのは、親と生家と今まで出会ってきた人と環境が全て悪いんだよなー」

俺「なんでもかんでも人のせいにしてんじゃねえぞ」

俺「aizezukiパンチ」

バキッ!!

キモオタ「ゴホッ」

俺「拳はペンよりも強し!! 言っても分からない奴は暴力でわからせるのみ

 

優男「アニメおもしれえ!! この漫画おもしれぇ!! あの曲は最高!! この服オシャレ!! 人生たのしいな!!」

俺「あのアニメとマンガいいよなぁ!! あの曲はかなりいいよね!! この服かなり似合っているよ。あと、他にこのアニメもいいよ」

優男「だよなぁ!! マジ? 見るわー」

キモオタ「この漫画はカス!! あの曲はゴミ!! この服とかセンスゼロ!! 誰もわかちゃいねえ!! 正解はこれ!! 俺の価値観が絶対!! 俺の価値観がすべて!! 理解できない奴は死ねぇええええええ!! きぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

俺「aicezukiキック!!」

バキッ!!

キモオタ「グヘッ……俺の価値観は絶対!!」

俺「死ね豚!! 人様を否定してんじゃねえ!!」

 

キモオタ「俺はこの作品は合わないわー。このアニメはカス。このゲームはごみ。これはないわー。コノアニメハカスコノゲームハゴミ」

俺「人それぞれの感性や価値観があるから、いいんじゃない?」

キモオタ「コノアニメハカスコノゲームハゴミアイツノセンスハゴミ……あいつの人間性はゴミ

俺「aicezukiナックル!!」

バキッ!!

キモオタ「……コノアニメハカスコノゲームハゴミアイツノセンスハゴミ……

俺「死んでも治んねえや」

 

キモオタ「穴雪はゴミ。俺のほうが良い作品を作れる」

俺「流行りものはあまり否定しないほうがいい」

キモオタ「つまんねーよ!!」

俺「aicezukiエルボー!!」

バキッ!!

キモオタ「……俺の方が……俺の方が……俺の感性は絶対!!

俺「死ねデブ」

 

キモオタ「こっちのほうがいいじゃん。前いったじゃん。いいじゃんすげえじゃん!!」

俺「……『じゃんじゃん』うっせーんだよ。死ね」

俺「aicezuki流奥義――aicezukiパンチ!!」

キモオタ「……じゃん……じゃん。俺の考えは絶対……」

俺「来世でやり直せ」

 

キモオタ「俺って何でも否定するじゃないですかー」

俺「……『じゃないですか』とはなんだ? なに勝手に同意を押しつけてるんだ? もう少し考えてものを言えよ」

俺「色即是空、空即是色――aicezukiパンチ!!」

キモオタ「……じゃないですか……ジャナイデスカ……ジャナイデスカ……俺の価値観は絶対!!」

俺「死ね」

 

キモオタ「こころがぴょんぴょんするんじゃー。心がパァーとするんじゃー」

俺「フンッ」

シュン

バキッ

キモオタ「……ココロガ」

俺「死んで罪を償え。俺に謝り続けろ豚が」

 

キモオタ「話のテンポが悪い。整合性がない。ご都合主義!! 盛り上がりに欠ける。作品のテーマがー。三話までは様子見。視聴決定。切った!! 安っぽい。薄っぺらい。カット割がクソ。演出がー。脚本がー。失速した。鬱展開。リアリティ。クオリティ。覇権、作画がー。パクリだろ? 設定がゴミ。不作。色彩」

俺「フンッ」

シュン

バキッ

キモオタ「……展開が強引……ストーリーに矛盾が……」

俺「死ね萌豚」

 

キモオタ「かんこれーかんこれー」

俺「南無大慈大悲救苦救難広大霊感白衣観世音……うなれ俺の手……俺の拳!!」

俺「aicezukiパンチ!!」

キモオタ「グヘッ」

ちーん。

 

キモオタ「某が思うに……某が考えるに『魔法少女まどかマギカ』は今までのアニメの概念を打ちこわし新しいシステムを……」

俺「なにが“某(それがし)が”だ!! ネットに書いてあることだろうがっ!!!!」

俺「aicezukiパンチ!!」

キモオタ「グヘッ」

ちーん。

 

キモオタ「『蒼穹のファフナー』は自己肯定をテーマとしていて……他者を受け入れることが自己を形成する上で……」

俺「なに評論家ごっこやってんだよ馬鹿が。権威主義か、貴様は」

俺「aicezukiパンチ!!」

キモオタ「グヘッ」

ちーん。

 

キモオタ「『serial experiments lain』は……精神のつながりを現実のネットワークに例えて……」

俺「死にてえのか……」

俺「aicezukiパンチ!!」

キモオタ「グヘッ」

バキッ

ちーん。

 

キモオタ「ブヒッ!! 俺の価値観は絶対!!」

JK「きもっ。お前みたいなゴミの感性がまともなわけないじゃん。普通の人以下だって自覚しろよ豚が。プラスチックゴミみたいな分際で」

俺「aicezukiパンチ!!」

キモオタ「グヘッ」

バキッ

ちーん。

 

俺の聖戦は始まったばかりだ。