教諭「本を読めば国語はできるようになる。今までの読書量がモノをいう。国語は全ての教科の基本」生徒「それって本当でしょうか」
生徒2「記号(シニフィエ)の羅列にすぎない。つまるところ数学と同じ。記号の細分化・分解でしかない」
生徒3「ぶっちゃけ、助詞と助動詞と述語だけ見とけばいいよ」
生徒4「国語はセンス……というより、結局は読むのが速くて頭がいいかなんだけどな」
生徒5「文章を記号として捉え、それを速くこなせる処理能力がモノをいうんだけどな」
生徒6「そもそも勉強なんて能力なんだから、読書量とかほざいちゃあかんでしょ」
生徒7「二項対立、二元論、パラドックス、因果関係といった構造を把握した上で、速く読めるかどうかでしょ」
生徒8「記号の因数分解だってことに気がついてないって……」
生徒9「それには、エロゲをこなすのが最適だが、年齢の問題があってな」
生徒10「新書を10冊程度読んだ上で、適当なエロゲをこなし、板野先生の学参をやれば読解力や論理力が向上して出来るようになるっしょ」
生徒11「接続詞が意外に重要なんだけどな」
生徒12「本を読めば国語ができるようになるってことを論理的に説明しないと」
生徒13「速く読めるようになれば、自然と記号として読み込めるようになるしな」
生徒14「意外に記憶力も重要。文章を見返している時間が惜しいからな」
生徒15「訓練とか勉強ではなくて、生まれながらの処理能力の問題なんだけど」
生徒16「そもそも、文章を速読できる奴は、本を読まなくても速いんだけど」
生徒17「述語をひたすら読む訓練としてはエロゲが最適」
生徒18「著者の意図を読み解くかではなくて、出題者の意図を読み解くかなんだけど」
生徒19「文章の理解に時間がかかるのは元来の頭の処理能力の問題。だから、明晰な頭脳が必要。それに加え、文章を短時間にたくさん読める把握能力と問題に答える際にそれらの文章を忘れない記憶力が必要」
生徒20「つーか、読書するなら国語辞典でしょ」
生徒21「読書をすると次元が変わるのは事実だけどな」
教諭「うるせえええええええええええええええええ」