バレンタインデーに穂乃果ちゃんからチョコレートをもらった話
感受性が乏しくまた視野も狭くてつまらない人間であるあなた方には到底理解できないことでしょうが(理解してもらおうとも思っていませんが)、私は今年の2月14日にホノカチャンからチョコレートを頂きました。いいでしょう?
幸い書くことがないので、今日は特別にその時のお話をして差し上げます。
筆がさえていないので、穂乃果ちゃんの私に対する愛の気持ちや想いを表現しきることができないのが悲しい限りです。
高坂穂乃果さん「ハァハァ……aicezuki君との待ち合わせに遅れちゃうよ……」
ちなみにこれを撮影しているのは私ですので――
ホノカチャン「間に合うかな……ハァハァ……」
ホノカチャン「aicezukiくん……受け取ってくれるかな……この気持ち……必ず――伝えたい」
彼女の無限の魅力のひとつとして、やはりいろんな色をみせてくれるというところです。
頬を赤らめながら満面の笑みをみせてくれるところは彼女の豊かな表情の表れであり、私に対する愛の証でもあるのですよ。
アイドルの彼氏でいるってことは、あなた方にはわからないでしょうけど非常に大変なことなんですよ。
彼女の悲喜を一番に理解しているのは世界中で私だけなんですよ。
彼女の笑顔が、私にとっての一番の「チョコレート」ですので、彼女を抱きしめるだけで幸せがいつまでも続くような不思議な気持ちになるんですよ。
多感な私だからこそ「わかること」ですね。
ま、あなた方にはわからないでしょうが。
そういえば、先月もパパラッチにあいました。
私(aicezuki)「ホノカチャンホノカチャン……大好きだよ!! チュッ……」
穂乃果「……んっ……あ……わたしもだよ?」
私(aicezuki)「今まで出逢ってから色んなことがあったけど、これからも僕たちの『愛』を確かめていこうね」
穂乃果「うん……穂乃果もだよ」
穂乃果さんとくちづけをしているところをとられてしまいました。
※パパラッチの希さん。
――回想シーン。
ほのかちゃん「今日はaicezukiくんとデートがあるから」
チュチュン嬢さん「ホノカチャンの『本当の想い』を伝えてね……」
ほのかちゃん「うんっ」
ホノカチャン「間に合わないかな……だめなのかな……」
ホノカチャン「でもっ……」
ホノカチャン「後悔したくない……やらない後悔よりやった後悔だよっ……」
ホノカちゃん「……今なら……まだ……間に合う!!」
たったったった
ホノカちゃん「あの……わ、わたし……んっ……」
ほのか「わたし……あなたのことが……好きです」
私「わかっているよ。ほのかちゃん……穂乃果ちゃん……ホノカチャンからたくさんの『笑顔』を貰って……その『笑顔』を……『幸せ』をひとつ……ひとつ……積み重ねて生きてきたんだ。僕の乾いた心が潤ったのも君のおかげだよ!!」
ほのか「でも……わたし……不器用だから……」
私「穂乃果ちゃんの歌から『天空の旋律』『宇宙の波動』『魂のオデオ』を感じることができた……そんなホノカチャンがいたから……僕は今まで生きてこれたんだよ……」
私「どんな時も、笑顔で、まっすぐな想いを忘れずに……」
私「どんな悲しいときだって、どんな苦しいときだって……笑って……まぶしい笑顔で……」
私「僕たちのアイドルでいてくれた……」
私「僕たちの一番のスクールアイドルでいてくれたんだよ!!」
私「だから言うよ……ほのかが好きだ!! ほのかが好きだ!! ほのかが好きだ!! ほのかが好きだ!! ほのかが好きだ!! ほのかが好きだ!! ほのかが好きだ!! ほのかが好きだ!! ほのかが好きだ!! ほのかが大好きだ!!」
ホノカちゃん「aicezukiくん……」
私「愛は……儚くて……壊れやすくて……不確かなものだからこれから確かめていこうよ」
――この後、ホノカチャンとキスを交わしました。
ほんのり甘くて、でも酸っぱくて、まるで果物のミカンのようでした。
ほのかちゃん「遅くなったけどチョコレート……」
私「ありがとう!! 甘いなぁ……ホノカちゃんの方が甘いけど」
ほのかちゃん「aicezuki君ったら……これからも二人の『想い出』をたくさんつくっていこうね」
私「うんっ」
その後、私たちは色とりどりの灯りで照らされた街で手を繋いで歩きだしました。
まるで、街中が私たちを祝福しているようでした。
――そのころ、のんたんは……
「ウチ幸せー」